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ココアひめのちょっとふしぎなおはなし

むかしむかしあるところに、のみもののくにがありました。
そのおしろはコップのかたちをしてました。 そこにはココアひめがいたそうな。
ココアひめには、ままははがいたそうな。
そのおきさきさまのなはコーヒーといったそうな。
コーヒーは、『ココアひめはわたしの子じゃない』といって、 めしつかいのコーラに、『ココアをぬまにいれてきなさい』といいました。
コーラは『コーヒーさま、わたしはそんなことはできません』といいました。
コーヒーは『おだまり、コーラ』といい、 『いいから、ココアひめをぬまにいれなさい』といいました。
『わかりました』とコーラはいいました。
『ココアひめさま
『な〜に、コーラ』
『コーラとあそびに行きましょう』
『いいわよ』
『どこにあそびにいくの』
『オレンジぬまにいきます』
そこでココアひめは『いや、いや』とくびをふりました。 じつはさっき、コーヒーとコーラをはなしをきいてしまっていたから、 コーラがなにをしようとしているのかしっていたのです。
『ねぇ、コーラ、なんでわたしがぬまにしずまないといけないの？』とききました。
コーラは『おきさきさまのめいれいだから』といいました。
そしてココアをオレンジぬまにつれていって、おいてってしまいました。
だけどそこにはようせいがいたから、 ぜんぜんさびしくなかったそうな。
そのようせいのなはシェイクといって、オレンジぬまをまもっているようせいだったそうな。
ところが、オレンジぬまにかいぶつストロベリードンがあらわれたそうな。
そして、ココアひめをさらっていってしまいました。
『シェイク、たすけて、たすけて』といいながら、さらわれていったそうな。
シェイク一人のちからでは、どうしようもありませんから、 のみもののくにでいちばんつよいパイナップルジュースマンをよびました。
パイナップルジューススペシャルミラクルキックアンドパーンチで ストロベリードンはたおれて、そのままきえてしまいました。
それからというもの、ココアひめはシェイクとパイナップルジュースマンとたのしくすえながくくらしたそうな。

おしまい。

こんなくにがほんとうにあったらいいのにな。